建物探訪 梵寿鋼ビル シリーズ1
夏っていつの間にか終わっている。
夏が終わって、大人の季節?秋。
外に出ても疲れにくい。
そうだ街を歩こう。
ということで、街を歩きに行きました。
9月28日 東京 豊島区池袋
特に目的はなく、なんとなく棒を倒して、棒が倒れた方向に向かおう。そんな無謀な挑戦をyoutuberでもないのに友人と2人で決行しました。
(棒倒しで街歩きはだいぶ意味不明だけど特に深い意味もないので割愛)
そこでたまたま出会った建物
なんだこの異世界建造物…
(と言っても見たのは実は2回目。
2年ほど前豊島区のハロワに行った時たまたま通りかかって、ふ〜んおもしれぇ建物と思ったけど、それより職探さないとね。とスルーしてました。)
池袋という土地柄?勝手にモノアイのフクロウ?などと思っていました。
ビルにはルボワ平喜との看板が。
うーんルボワのフォントがたまらない!
あとで調べると『斐禮祈(ひらき)』
という名前らしい。
この建物は日本のガウディとも言われる建築家・梵寿綱氏の建てたビルだそうだ。
一階には居酒屋や酒屋のテナントが入っていて、他はオフィスなどのテナントがあるよう。
エントランスに少しお邪魔してみた。
入り口の床タイルからまず装飾が凝っている。
最近の建物によくある、タイル風のシートなどではなく、本物のタイルに一枚一枚模様が施されている。トルコのタイルみたい。
上を見上げると、天井はモザイク画のよう。
色合いやモチーフの感じからイコンのようだなと思った。
そしてなんと言ってもランプがすごい。
手が、支えています。
杯を掲げ、火を灯しているのです。
エントランスには椅子もありました。
待ち合わせにありがたいですね。
あなたを優しく包み込み、手足で支えてくれます。人間椅子
おっぱいやおしり、人体の曲線。自然が生み出す曲線を金属という工業製品があらわしています。
座っていないので分からないですが、無機質なひんやり感を人間味で和らげてくれそう。
奥の天井もまた荘厳なタイルのモザイク画。原色の色使いが印象的。アフリカの民族柄のようでもある。
モザイク画も素晴らしいが、白いパイプのようなマカロニのような装飾も不思議なアクセント。
奥にはステンドグラスもありなんともゴージャス。男女とその子供のような。
色鮮やかな花々が咲き乱れていて、楽園への扉のよう。
偶然こんな味の濃い建築物と出会い、
『梵寿綱建築』
というキーワードを手に入れた。どうやら他にも梵寿綱建築が見られる場所があるようなので行ってみよう!
となったので他にも行ってみることにしました。
次回へ続く